むかちんの歴史日記

歴史大好き男による歴史のあるあるやトリビアを綴る日記★

むかちん歴史日記436 日本を支えた経営者・実業家たち① 大倉財閥の創業者で帝国ホテルなどを創設~大倉喜八郎

新宿から歴史を発信!!!むかちんです(≧▽≦)

今日は日本を支えた経営者・実業家たちシリーズの第一弾!!!

大倉財閥の創業者にして帝国ホテルなどを設立した


大倉喜八郎(1837-1928)


を紹介します(*^▽^*)

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参照元 
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%80%89%E5%96%9C%E5%85%AB%E9%83%8E


大倉喜八郎は1837年に現在の新潟県新発田市に誕生します。

祖父の代から薬種・砂糖・錦・塩などで大きな利益を得て、質店を営み始め、大倉も家業を手伝っていました。

8歳で四書五経、12歳で漢籍や習字などを学び、陽明学の「知行合一」の行動主義的な考え方に大きな影響を受けたとされています。


1851年、江戸に出て、鰹節店で丁稚奉公し、1857年に乾物屋を開業します。

しかし、横浜で黒船を見たことに衝撃を受けた大倉は1866年に乾物屋を廃業して、鉄砲店の見習いに入り、1867年に独立・開業して鉄砲屋を営みます。

当時、不良品を売りつける鉄砲商が多い中で、大倉は良品を素早く得意先へもっていくことで信頼を得ていきます。
そして官軍御用達の鉄砲屋となります。


1871年には新橋駅建設工事の一部を請け負い、一方で貿易商社なども営みました。

大倉は多くの事業の設立に関与しており、
1877年の東京商工会議所1881年鹿鳴館や1882年には日本初の電力会社である東京電燈、1887年に帝国ホテルを設立します。

1900年には私財を投じて、大倉商業学校(現・東京経済大学)を創設しました。


現在でもある大成建設あいおいニッセイ同和損害保険も前身は大倉の設立した会社でした。

日本で初めて海外進出を果たした企業も大倉財閥の会社でした。

大倉は1928年に大腸がんで死去します。


むかちん