むかちんの歴史日記

歴史大好き男による歴史のあるあるやトリビアを綴る日記★

むかちん歴史日記471 逆境こそチャンス!反骨を乗り越えてきた偉人・経営者・政治家① アメリカの有名百貨店メイシーズ創業者~ローランド・ハッシー・メイシー

新宿から歴史を発信!!!むかちんです(≧▽≦)

今日は、逆境こそチャンス!反骨を乗り越えてきた偉人・経営者・政治家シリーズの第一弾!!!

不屈の精神でアメリカの有名百貨店メイシーズを創業した


ローランド・ハッシー・メイシー(1822-1877)


を紹介します(≧▽≦)


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参照元 
https://www.visitmacysusa.com/article/history-macys-humble-beginnings-stunning-success


◆ローランド・ハッシー・メイシーは1822年にマサチューセッツ州にあるナンタケットという小さな島で誕生します。

メイシーは最初の仕事は捕鯨船の仕事をしましたが、その収入に満足せず、彼はボストンへ移ることを決意します。

最初は、彼が尊敬していた政治家、ベンジャミン・フランクリンが印刷業で働いていたので、彼も印刷会社の見習いとして働き始めます。


21歳のときに生地や洋服を扱った店を兄弟と開きますが、10年間はうまくいかず、この逆境が彼のビジネスマンとしての素質を生み出したと言われています。

このビジネスは結局うまくいかず、手を引くのですが、彼は全くあきらめませんでした。


新たに資本を得るため、カリフォルニアへ渡り奔走。
彼が手にしたお金は4000ドル(約40万円)だったのですが、
当時のマサチューセッツ州でお店を開くには十分なお金でした。


彼は前回の失敗を生かして2つのことにトライしました。
1つはクレジット払いが主流の中で現金で購入した人には安くしたこと。
もう一つは当時はとても値段交渉が多かったのですが、値段を固定したことです。


しかし、このお店もうまくいったわけではなく、失敗を繰り返しました。
36歳のときにマサチューセッツをあきらめて、ニューヨーク、マンハッタンの繁華街へ移ります。


現金ベースにすることにこだわり、不況に突入していたアメリカのなかでも1年で9万ドルを売り上げました。


彼は「百貨店構想」を持ち、様々な小さなお店を集める発想は今では当たり前ですが、これはメイシーが先駆者と言えます。


彼がここで工夫したことは、文書による注文を受け付けたことと、メイシーズのオリジナルグッズを作ったことです。
これらは当時では非常に画期的なことでした✨

また、宣伝も巧みに行いました。

そして先見性にあふれるメイシーは女性でも有能な人材はCEOにしました。これは当時では非常に珍しいことでした。

今ではメイシーズは大きく発展し、映画『34丁目の奇蹟』の舞台にもなっています。

メイシーは1877年、55歳で亡くなります。


むかちん