むかちん歴史日記500 歴史を変えた世界の恐るべき最高指導者⑤ ドイツ史上最大の独裁者～アドルフ・ヒトラー

新宿から歴史を発信！！！むかちんです(≧▽≦)

今日は、歴史を変えた世界の恐るべき最高指導者シリーズの第5弾！！

ドイツ史上最大の独裁者

を紹介します(*^▽^*)

◆アドルフ・ヒトラーは1889年にオーストリアの税関職員の息子として誕生します。

当初こそ聞き分けのいい子どもでしたが、家庭内の不和などがあり、性格は反抗的なものとなっていき、学業の成績も悪く、留年を繰り返すようになりました。

1907年、18歳になったヒトラーは画家になるためにオーストリアのウィーンに移りますが、美術学校の受験に失敗し、その後は自筆の絵葉書などを売り歩いて、食いつなぐ日々となりました。

このころのヒトラーは食費を切り詰めてでも、歌劇場にいってワーグナーを聴くほどワーグナーに心酔していて、また歴史や科学などに関しても本を読んで、豊富な知識を得ていましたが、彼の知識は偏っており、その知識の中には人種主義や反ユダヤなどの考え方も含まれていたようです。

1914年、第一次世界大戦が勃発すると、ドイツ軍に入隊、1918年に毒ガスに巻き込まれて野戦病院に搬送されました。

そして入院中にドイツの敗戦が知らされ、大きな衝撃を受けました。

ヒトラーは自分が政界へ出て、ドイツを救うべきだと考えるようになります。

戦争終結の翌年、ヒトラーはドイツ労働者党に入党します。

ヒトラーはその巧みな演説力によって、党内での地位を確固たるものにしていきます。

その後、彼の提案で党名を「国家社会主義ドイツ労働者党」改め、党のシンボルマークにハーゲンクロイツが導入されました。

1923年、第一次大戦後、ヨーロッパの列強やアメリカに対して弱腰な中央政府に対して、ヒトラーはミュンヘンで蜂起、いわゆるミュンヘン一揆と呼ばれる事態を起こしますが、政府の実力行使によって鎮圧されます。

このとき、ヒトラーが獄中で書いたものが有名な『わが闘争』です。

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1925年、ヒトラーはナチス党内での最高指導者の地位を獲得します。

これ以降、ヒトラーの党内独裁によって、進められていきます。

1929年に世界恐慌が発生し、ドイツでも大量の失業者があふれかえり、

国民の社会民主党政府への不満が拡大していきます。

そんな中1930年に選挙が行われ、混乱に乗じて、ナチス党は第二党へと成長を遂げます。

1933年、ヒトラーは首相に就任します。

ヒトラーはドイツ国会議事堂放火事件を皮切りに共産党を弾圧し、同年、全権委任法を可決させて、議会と大統領の権限を形骸化させ、ナチス以外の政党は禁止してしまいます。

1934年にはヒンデンブルク大統領が在任中のまま亡くなると、ヒトラーは国家元首である大統領職と首相を合体させ、自ら国家元首となります。

しかしヒトラーは大統領とは言わずに「総統」と名乗るようになります。

ヴェルサイユ条約で禁止されている再軍備も推し進め、

1935年にはついに「再軍備宣言」を行います。

ヒトラーは徹底した民族主義も進め、ユダヤ人を迫害します。

アウシュビッツの強制収容所に送られ、多くのユダヤ人が命を落としました。

1939年、ドイツがポーランドに侵攻したことによって、第二次世界大戦が勃発。

1940年、フランスを降伏させ、イギリスにも大打撃を与えます。

1941年にはソ連とも開戦、しかし1943年のスターリングラードの戦いで敗北を喫すると、一転ドイツは劣勢に立たされていきます。

1944年、チャーチルが指揮するイギリス軍、アメリカ軍がノルマンディー上陸作戦を実行、西からドイツに迫り、ヒトラーは追い詰められます。

1945年、ヒトラーは自殺を遂げます。

享年56歳。

むかちん

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